さよなら長さん

いかりや長介さんが亡くなった。
熾烈なチャンネル争いってタイトルで書いたときに「ドリフ」のことも
ちょっと書いたんだけど、小さい頃から見ていた人だけにショックが大きい。
今まで亡くなった芸能人の方は「へー、そうなんだぁ」で終わることが多かったんだけど、
今回はなんだか自分のおじいちゃんが亡くなったみたいに悲しい。
「ドリフ」の番組も大好きだったけど、俳優さんになってからはもっと好きだった。
笠智衆さんのようなバイプレーヤーなんだけど存在感があって、
その人でなければ演じられない役柄ってのがあって、
そんな俳優さんになるんだろうなぁとおもってた。
お年も72才ということだったので、「大往生」というところまでは行かない年。
ほんとに残念でしょうがないよ。

去年結成40周年記念で「ドリフの大爆笑」のオープニングとエンディングを何年かぶりに取り直したっていうニュースを聞いたばっかりだし。
smapXsmapで見たときはホンットに渋くて理想の男だと思った。

今朝のワイドショーでは彼の自伝「だめだこりゃ」を紹介しつつ、
身近な誰かに漏らした言葉を取り上げていた。
「オレはこの年まで生きてきて、一芸も極めてないんだよね」
その言葉を聞いたとき、升田幸三第四代実力制名人(将棋)の「たどりきていまだ山麓
という言葉を思い出した。(その言葉も音楽やってる友人からきいたのだけれども)
常に進歩しようとするひとというのがいかに魅力的かということがわかるような気がした。
私も常に進歩しようとする人間になりたいものだ。

いかりやさん安らかに…「踊る」チームも泣いている

平成9年1月にスタートしたドラマ「踊る大捜査線」を企画。老刑事・和久平八郎役にいかりやさんをキャスティングした。前年に大ヒットした米映画「セブン」ブラッド・ピットと黒人俳優、モーガン・フリーマンのコンビに触発され、青島刑事役の織田の相手には「日本のモーガン・フリーマンはいかりやさんしかいない」と見込んでのことだった。
「ぼくや本広にとっていかりやさんは憧れの存在。とにかく格好よかった。一緒に仕事をしたくて企画を考えた。7年前『やんちゃで我が強くて、オシャレな男を演じてほしい』とお願いしたが、それはいかりやさんご本人のイメージだった」という。

モーガン・フリーマン! たしかに、、、そうだ。
うん。
キリンラガーのCMでベースを弾いている長さん。
かっこよかったなー。

ビールニュースによると

01.02.20 ●ヒゲのいかりやさん
夕刊フジキリンラガービールのCMに起用されているいかりや長介さんについて伝えていました。いかりやさんはベースの演奏では実力派。ヒゲはCMのために2週間かけて伸ばしたそうです。
だそうです。
あのひげはあれからはやしていたのかな。いいオトコでした。ほんとに。

たくさんの人が追悼blogを捧げているようなので、ちっとばかし
集めてみる。
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