減反見直し

既に離農してしまいましたが元農家の実家でも、減反をきびしーくいわれていたのを思い出します。
減反したあとは自分ちで食べる用の野菜とかつくってましたけど、そのまま放置されてるところともか結構ありましたね。
あと、実家の周りではお花をつくったりとか。

野菜はねー,実家の母もいってますが手がかかる割に儲からないんですよ。
安い値段で見た目がいいものをほしがるでしょ。
化学肥料を使い、農薬をがんがん掛ければ手間無くきれいなものが出来上がりますが、できるだけ農薬を使わないでやろうとおもうと手間バッカリかかるんですよね。ついた虫をいちいちとったりとか、虫がつかないように網はったりとか。

さて、減反ですが、なんでそこに飼料米を作らないんだろうね。
どこかで高くなった輸入飼料のかわりに自分ちで飼料米をつくって与えている畜産家のかたのTV番組をみたよ。
トウモロコシは飼料になったりバイオ燃料になったり代替プラスチックになったり使い道がめっちゃあるので、飼料ようのトウモロコシをつくってもいいんじゃないのかとおもうけど、それもやらないんかね。
TV番組にでていた畜産家の方は、サイレージの仕方次第で輸入飼料以上のものができると思うっていってたけどなぁ、、、、。

そういえば昔、なんと実家でも牛飼ってました。
それも、、、、農耕用です。
まじで。
私が幼い頃はまだまだ農機具なんかなくて牛の後ろにでかいクシみたいなのを引かせて、それで田んぼのシロカキしてました。
で、人間が食べるトウモロコシとは別に「ウシキビ」と呼ばれるトウモロコシをつくっていてそれを馬草(牛なのに?)混ぜてやってましたよ。
で、花粉がとんで人間が食べるやつにも混ざってしまって妙なトウモロコシが出来上がることがよくありましたけど。

今はそんなの作ってるの見たこと無いです。
いや、一部つくってるのかもしれないんだけれども、トウモロコシ自体をあまり実家の近所で見かけないから。

日本の食料自給率の低さはその飼料にあるんだから、飼料を日本で作るように開発すればかなり改善されるはず、、、。
でも、それがどこからもでてこない、ってことはたぶん、
アンタッチャブルなところであるのかもしれないね。

が、しかし、環境の問題にしろ、食料の問題にしろ、
もう後が無い状況に来てるんだから、ここで何かやらないと日本は終わりだと思うな。