キッチン・ストーリー<見たい映画覚え書き:1>

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北欧で起きたとてもかわいいおじさん二人のお話。
キッチン・ストーリー

<ストーリー>
 1950年代初頭の北欧。ノルウェーの田舎に住む、年老いたひとり暮しの男のもとへ、スウェーデンの台所研究所から調査員がやってくる。調査員の目的は、“独身男性の台所での行動パターン”を観察する事だ。男性と調査員の間には、「お互いに会話してはならない」「いかなる交流ももってはならない」などのルールが決められていた。最初は気を許さないふたりだったが、観察生活が続くうちに、男の平穏な生活に少しずつ変化が生まれていく・・・。

この映画の奇妙な設定は、ベント・ハーメル監督が、“1950年当時、スウェーデンの家庭研究所が実際に調査した台所動線図”を見て思いついたんだそうだ。
彼は同じノルウェーの奇才、アキ・カウリスマキにつづいて世界に進出してきた。
楽しみな監督さんだ。
予告編をみただけなんですけれども、このおじさんたち非常にかわいい。
政府から派遣される調査員と調査される側のおじさん。
この二人がしだいに心通わせていく様はなんともあったかく、
協賛みたいなのにa href="http://slowlife.goo.ne.jp/"gooスローライフがくっついているんですけれども、その意味もわかるような気がします。
何ともいやされそうな映画です。
5月22日からの公開なのでとても楽しみです。、、、が
いまのところ東京だけなんだよねー。
早く大阪にもきてくださいー。

2003/カラー/ノルウェースウェーデン合作/95分
監督:ベント・ハーメル『卵の番人』(95)
出演:ヨアキム・カルメイヤー
   トーマス・ノールストローム

<公開劇場>
文化村ル・シネマ
http://www.bunkamura.co.jp/