志賀直哉旧居にいってきました
久々に学生時代の友人とお昼でもどう?ということで遊びに行って参りました。
2年ぶりくらいかな?とおもっていたのですが、話をしているうちにどうやら3年以上あってないそうで、、、。
年月流れるのは早いよ。
行ったのは30日だったんですけれども、前日の29日はいいお天気、で、当日土砂降り、今日31日はまたいいお天気でまったくだれが雨女なんや!と思いたくなるようなスケジュールでした。とほほ。
あいにくの雨でせっかく咲いた桜も散ってしまいそうな勢いでしたが、なんとかまだ保ってますね。
お花見行きたいなぁ。
さて志賀直哉旧居ですが、
昭和3年に志賀直哉自らが設計し、翌4年から9年間を過ごした家。京都の数寄屋大工が建てたものだそうです。
また、暗夜行路を書き上げた場所でもあるそうです。
至る所に工夫があり、こんなお家に住んでみたいと思わせる作りです。昭和初期のモダンさもそう思わせるのでしょうが、志賀直哉が「妻と子どもを大事にしよう。溺れないように愛そう」という言葉を信条としていたというのも納得できるような、そんなつくりです。
子供部屋は目が届く範囲にあるものの、プライバシーが守られるように格子が引戸の下につくられていたり、奥さんのお部屋は一番日当たりがよくて、お庭が一望できるような位置にあります。また、サンルームと食堂がとてもすてきで、うちを建てるならぜひこんな風に、、、と思うような居心地のいい場所になっています。
お庭には四季を通じていろんなお花が楽しめるように木やお花が植えてあり、子供用の小さなプールがあったりします。
残念なことに桜は一本しかうわっていませんでしたのでこの時期お花見がてらという訳にはいきませんが、雨にうたれた沈丁花の香りが漂ってきました。
あまり知られていないのか、人もまばらでしたが(雨だったせいかも?)なんとも落ち着く空間ですので奈良観光の際には一度どうぞ。
[所在地]
奈良市高畑大道町1237-2
[利用案内]
利用時間
午前9:30〜午後5:30(3月〜11月)
午前9:30〜午後4:30(12月〜2月)
入館料(30名以上の場合は団体割引になります)
大人一人:350円(団体:300円)
中学生:200円(団体:160円)
小学生:100円(団体:80円)
休館日
毎週木曜日(木曜が祝祭日の時は前日水曜が休館になります)
[アクセス]
JR奈良駅、近鉄奈良駅下車(市内循環バス)
奈良交通バス約10分「破石町」バス停下車
東へ徒歩4分、北へ1分、旧居の標識があります。
ということなのですが、私は近鉄奈良駅から春日大社まで歩き、(春日大社は近鉄奈良駅をでて、東大寺、奈良公園の間の広い道をひたすらあるきつづけると突き当たりにあります。)ささやきの小径とよばれる山道を通っていきましたが、ちょっとわかりにくいかもです。
ですが、そのささやきの小径はほんの数百メートルの道ながら、森の中を歩きますので癒されますよ。